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海をふらふらと歩いている。これは夢であると気がつく。
地平線の上に浮いている月が大きすぎて白すぎる。手が
届きそうで、触れたら風船のように破裂しそうだ。
しばらく歩いていると灯台にたどりつく。古い灯台だ。
いたるところに亀裂が入っている。
中に入ってみることにした。中には大きな螺旋階段が二つ
あった。まるでDNAのような二重螺旋だった。どちらかと
いうと古い階段を昇ってみることにした。
しばらく昇ると灯台の外に出た。月が白くて大きくて
おまけに潮のにおいがした。しばらく月を眺めて、ふと
その反対方向を見ると大きな観覧車があった。
その観覧車はまばゆいネオンを輝かせていた。透明な窓達
は月の光で反射していた。
よく目をこらしてみると人が乗っているようだった。
女の子だった。白いワンピースを着ていた。14歳くらい
だろうか。彼女は無表情に座っていた。月を眺めている
ようだった。見覚えがある気がしたが、うまく思い出すこと
ができなかった。
しばらく彼女を見ていると、ヒューという音がした。音のほうを
振り向くと大きな花火が月の上に舞った。ドーンという音が胸に
響いた。
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